「人前で話すとき、極度に上がってしまう、ひどく動悸がする」「人前で字を書くとき、手が震えてしまう」など、日常生活が送れなくなるほど人前で強い恐怖や不安を感じてしまう“こころの不調”は、気持ちの持ち方や自身の性格だけではなく、社交不安症(SAD※)の可能性があるといえます。
本人はその辛さを周囲に理解されず、自分の性格の問題だと思ってしまい、病院を受診することをためらってしまいがちです。
しかし、社交不安症(SAD)は適切な治療をすれば改善する可能性があります。
脳の神経伝達信号が乱れていることが一因として考えられるためお薬やカウンセリングなどを組み合わせながら治療を行っていきます。
社交不安症(SAD)の治療において、ご家族やパートナーのサポートは患者さんの大きな支えとなります。
このサイトを通じて社交不安症(SAD)への正しい理解を深めていきましょう。
※SAD:Social Anxiety Disorder 社会不安障害、社交恐怖とも呼ばれることがあります。