不安に悩んでいる方・患者さんご本人へ

この“不安”は病気?

通常の不安と不安症の違い

みなさんは“不安”な気持ちになったとき、どう対処しますか?
おそらく、「周囲に相談する」「気分転換にリフレッシュする」「早く寝て忘れる」など、その状況に合った方法で対処することが多いかと思います。
このように自分で不安をコントロールできているときは“通常の不安”といえるでしょう。
一方で、不安な気持ちを自分でコントロールできない状態になったときには“病的な不安”、つまり“不安症”のサインだと考える必要があります。

一般的に“通常の不安”では、誰もがその状態に陥ったら不安になるであろう(入学試験の結果への不安など)という共通の理解が得られますが、不安症では、第三者がその本人が不安と感じている状況を理解しにくい(結婚披露宴で記帳をするなど人前で文字を書くことへの強い不安など)という特徴があります。

「不安」な気持ちを自分自身でコントロールができない

自分が不安と感じている状況を第三者に理解されにくい

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