患者さん本人と接していくときのポイントは、なるべく、今までと同じように普段どおり接していくということです。不安を抱えている本人に対し、過度に心配しすぎたぎこちない態度で接してしまうと、その不自然さが、かえって本人にとって負担となってしまうことがあります。本人の辛い気持ちを思いやりながら、日常生活でのコミュニケーションは普段どおりにしていくことが大切です。ただし、特に本人が人前に出る場面では、ご家族・パートナーの方のサポートが必要な場合もあるので、本人と話し合いながら、少しずつお互いの理解を深めて回復にむかっていきましょう。